shiroyakoの日記

思いついたことを徒然に

20230502:原子力発電について

こんにちは、白野狐です。いささか旧聞にはなりますが、首相が爆発物で狙われたとのことで、犯人の動機を追及してはいけないふうの論調があると聞きました。申し訳ありませんが、それを聞いて最初の感想が「オストリッチ症候群」です。その前の元首相が狙撃された事件では、「宗教こわいよね」とか「他人様の恨みを買ってはいけないよね」とか私ども庶民にも多少の教訓がありましたが、動機がわからないでは気をつけようもありません。ここは是非きちんと説明して安心させていただきたいものです。「犯人の動機を追及してはいけない」ふうのことをいう人はなぜ安心なのかしら。

 

話がそれました。今回のお題は「原発再稼働」についてです。私ども庶民は子どももいませんし、「日本の将来について心配する立場」にはありませんから、個人的な都合から言えば、それで電気代が安くなるのなら全然構いません。

 

よくわからないのは、「日本の将来を気にしなければならないはずの立場の人」が原発再稼働しようとしていることです。東日本大震災の頃に生まれていなかった人でもないのに。ほんとに安全と思っているのかしら。私が心配しているのはこの「判断力のなさ」です。これから先、大きな地震も起きるでしょうし、戦争だってないとはいえません。

 

私ども庶民はこのように考えますが、どうも偉い人が考えることはちがうようです。まあ、本当に戦争が起きると思っているのであれば、ミサイルや爆撃をかわすために日本中に退避壕を建設するはずですし、すくなくとも「トマホーク大量購入」なんて方向には頭は向かないはずです。なにか外国と協定でもあるのでしょう。それを知らせてくれるだけで私ども庶民は安心できるのですが。

 

さて、原発で最も恐ろしいのは、チェルノブイリとか福島とかで起きるような事故です。おそらく反対意見はないものと思います。行政府のひとがどのように言いつのっても「アンダーコントロール」にはなりません。頭が二つある子どもが産まれたりしてよろしくありません。最悪なのは、自分がそのような子どもに生まれ変わって、しかももう一つの頭が、「自分がキライだったひと」の生まれ変わりだとそれこそ目も当てられません。その意味では庶民とて「原発再稼働反対」一択となるはずです。ほんと、誰か生まれ変わりはある・ないを証明してくれないでしょうか。目先にとらわれてうっかり「原発再稼働賛成」なんてしてしまうとあとで後悔しそうです。いまの生活は楽ではありませんが、なんとか乗り切っていきましょう。皆で力をあわせてより良い世界となりますように。無駄な願いかもしれませんが、生きている以上、最後まで希望を捨てたくはありません。

 

より良い世界となりますように。

 

BGM:メンデルスゾーン真夏の夜の夢

  ペーター・マーク:指揮

  ロンドン交響楽団

  ジェニファー・ヴィヴィアン/マリオン・ロウ

  コヴェントガーデンロイヤルオペラハウス女声合唱団