shiroyakoの日記

思いついたことを徒然に

20231127:大阪万博について

こんにちは。白野狐です。先月末にハロウィンのお祭りがありました。大変な盛況だったそうですが、このハロウィン、もとをただせばケルトのなにやら土俗めいた悪霊調伏の行事だったとか。これをもとにお祭り騒ぎというのは、あまり品の良い行為とは思えません。昨年、韓国で多くの死者がでた、というのも「悪霊のお招き」と考えるのは私だけでしょうか。

 

話がそれました。今回のお題は「大阪万博」です。予算が膨れ上がるの工期が間に合わなくなりそうのと開催が危ぶまれているかに聞こえておりますが、実行されてしまうのでしょう、「国の威信にかけて」なんておっしゃる政治家の先生もおられましたし。

 

まず、「万博」って何をみせてくれるのでしょう?というのが、最初の疑問です。よくわかりません。これでは、賛成も反対もしようがありません。だから、「予算」とか「工期」とかはたまた「経済効果」なんてところにしか話がいかないように、私のような一庶民から見えてしまいます。

 

「何を見せてくれるかわからない」というのはホントにそうで、「大阪万博」で検索かけて「公益社団法人2025年日本国際博覧会協会」のホームページを見ましたがよくわかりませんでした。

 

もちろん、私ども庶民には関係のない話です。「何を見せてくれるかわからない」イベントに前売りでも入場料5千円なんて高すぎて手がでません。期間中はさらに高くて6千円とか。これでは「福袋」を買うのとマインドはそう変わりません。もちろん世間には一定数「福袋を買うのが好きな人」がいることは承知しておりますが、たいていお金持ちの人でしょう、通常の庶民感覚にはそぐわないものと考えます。

 

さて、ここからが提案です。どうせ「庶民を相手にしていない」ことはこの「価格設定」から明白ですから、入場料をもっと大幅に値上げしてはいかがでしょう。というのが今回の提案です。たとえばひとりあたり1億円とか。きけば、大阪万博の会場建設費は最大2350億円だそうで、これなら「2400人のお客様」で十分もとがとれますし、話題になっているリングにしても350億円ですから、「あと400人」お客様がくればお釣りがくる勘定です。

 

この「価格設定」により「混雑による事故」の可能性はほぼ皆無となり、会場はコンパクトにまとめられて、工期も建設費もさらに圧縮できてその分利益は増大する、と思われます。お客様は快適な環境で見物できてハッピー、主催者は利益が出てハッピー、そのうえ今一人当たり1万9000円とされている大阪市民の負担もなくなって大阪市民もハッピーと「三方良し」の典型例となることが期待できます。

 

唯一、想定される反論は、「1億円の入場料ではお客がひとりもこないのでは」というものですが、「国の威信をかけて」出展するものが「1億円かけて見る価値がない」というのも、「卑下しすぎだろ」としか思えません。一体なにを見せるつもりなのでしょう。

 

このアイデアが実行されるかどうかは、「主催者がわの本気度」によって決まりますから、庶民の立場でできることはもうありませんが、どうなりますやら。

 

今年ももうすぐ終わりです。来年こそ、こんどこそ良い一年となるように祈っております。この世界に生きる人々に祝福ありますように。

 

BGM ブラームス弦楽六重奏曲第1番

   アマデウス弦楽四重奏団