shiroyakoの日記

思いついたことを徒然に

20200831:「貯蓄」から「投資」へ??

こんにちは、白野狐です。コロナ肺炎につきましては、よろしくないことですがもはや日常の一部と化しております。みなさまのご健勝をお祈りいたします。

 

総理大臣が辞任されるとのことで、次の総理大臣はだれか、などと新聞やテレビでは騒がれているようです。総理大臣の施政がどうだったというようなことについてとやかく言うのは「てんかのいくさ」に触れますから控えます。次の総理大臣がだれ、といったことについてもここでは触れません。

 

見立てとしては、だれが総理大臣になっても、私ども庶民の生活はあまり変わらないでしょう。「家や車や子供といったお金のかかることには手を出さず、勤倹貯蓄に励んで質素に暮らす」、「とにかくお金を使わない」生活様式はずっと続けなくてはならないと思います。これができないと、困窮したときに「自己責任」と突き放されてしまいますから、真剣です。

 

というわけで、先月でしたか「十万円の給付金」をいただきました。誠にありがたいことです。ちょっとだけおいしいものを食べて、あとは謹んで貯蓄にまわしました。おそらく、世間の皆様はほぼほぼ全員貯蓄に回されたことと思います。おそらく、一度きりの給付ですから、恐ろしくて使えません。「あのとき十万円もらったでしょ」、「もう使っちゃいました」では同情してもらえない恐れがあります。最悪の場合「自己責任」と突き放されてしまいますから、「貯蓄」が唯一の「正しい使い道」だと思います。

 

本来であれば、このようにして貯蓄に回されたお金は、銀行など金融機関が「正しく使ってくれます」から、つまり、発展のために有用な事業などに「投資」してくれますから、私ども庶民は「投資」については何も知らなくてよいはずです。最近はコロナの影響かあまり言われなくなりましたが、「貯蓄から投資へ」などとよく新聞に書かれていたのを思い出して今回一文にしました。

 

それにしても、「貯蓄から投資へ」という言葉を聞いて金融機関の人々がどのように思うのかは興味深いことです。政府主導のスローガンとは思いますが、私ども庶民が株や債券に手を出して痛い目にあっても「自己責任」と突き放されるのが目に見えていれば怖くて手が出ません。金融機関の皆様には是非、「投資については任せてください」と胸を叩いていただきたいものです。ほかに本業を抱えながら「有望な投資先を見極めろ」なんてどう考えても無理筋です。

 

今回の主張は「勤倹貯蓄のすすめ」です。先に「二千万円」について書いたときも同じことを言いましたが、政府の要望はどう考えてもこれですし、総理大臣が変わってもおなじことでしょう。「お金を貯める」ことも重要ですが、「お金のかからない生活様式を確立する」ことのほうが最も重要と考えます。私も生活ではついつい無駄遣いをすることもありますので自戒の意味をこめて、今回のまとめといたします。

 

コロナと猛暑、苦しい日々が続きますが、適度に力を抜きながら乗り越えてゆきましょう。皆様に祝福ありますように。

 

BGM:メンデルスゾーンヴァイオリン協奏曲

  諏訪内晶子:ヴァイオリン

  アシュケナージ:指揮

  チェコ・フィルハーモニー管弦楽団