shiroyakoの日記

思いついたことを徒然に

20211021:投票にいきましょう(その2)

こんにちは。白野狐です。縁あって一回目のワクチンを接種することができました。誠にありがたいことです。腕が腫れあがりましたが、それ以外の副反応はいまのところないようです。「賢くなった」とか「モテるようになった」とかの副反応であればもっとよかったのですが、そこまでは望みますまい。

 

さて、今回のお題は「投票にいきましょう」です。「てんかのいくさ」には触れないのがこのブログの方針ですので「○○さんに一票」とか「××党に投票しましょう」なんて話はいたしません。有権者の皆様それぞれの判断で選ぶことです。

 

前にこのお題でこのブログを書いたときには、「投票率が低いのはなぜでしょう」という疑問から始まった、と記憶しております。折しも一昨日、衆議院選挙の告示がありましたので、それについての雑感を一文にまとめようと思います。

 

今回の選挙では、私ども庶民に「分配」されるもの(ってほぼお金ですが)が主な争点となっているそうです。もちろん、「分配が増えること」は即「食いつなげる期間が伸びること」を意味しますから、素直に大歓迎です。ぜひぜひ頑張っていただきたいところです。

 

実際のところは「分配が増えた」ところで生活は変わらないでしょう。このブログで何度も書いているように「お金のかかることには手を出さず、勤倹貯蓄に励む生活」は続けなくてはなりません。「貧して諂わず、富んで驕ることなき」がよろしい、とは古人も言っているところではあります。ただ、「貧を楽しみ、富んで礼を好む」方がなおよい、と続いているのですが、私ども庶民としては「貧を楽しむ」境地にはなかなかたどり着けませんので、せめて「貧して諂わず、富んで驕ることなき」ぐらいにはたどり着きたいものです。また、「貧しきてへつらわざるものはあれども、冨みておごらざるはなし」などという道元禅師の教えもありますから、むやみと生活水準をあげることも考えものです。ほそぼそとつましく暮らしてゆきましょう。

 

私ども庶民にとって「食いつなげる期間」=「日本の将来」です。ですから、「日本の将来を決める選挙」は「食いつなげる期間をどれほど伸ばせるか、を決める選挙」となります。ずいぶんとレベルの低い話ですが、現実的にならざるを得ないでしょう、となるとこのレベルです。少なくとも私は。

 

そこで、「投票に行きましょう」です。私ども庶民が「少しでもほそぼそと長く食いつなぐために」きちんと考えて投票しましょう、ということです。「他人の決めたこと」に振り回されるのは、お金や時間といったリソースの少ない私ども庶民にとってはできれば避けたいところであります。必ずしも思い通りの結果となるとは限りませんが無策よりは幾分マシでしょう。

 

この世界に暮らす皆様のご健勝をお祈りいたします。より良い世界になりますように。

 

BGM:パガニーニヴァイオリン協奏曲第1番

   ジノ・フランチェスカッティ:ヴァイオリン

   ユージン・オーマンディ:指揮

   フィラデルフィア管弦楽団