shiroyakoの日記

思いついたことを徒然に

20220919:「円安」について お金は大切に

こんにちは、白野狐です。この世界を懸命に生きる皆様に祝福ありますように。

 

今回のお題は、「円安」です。新しい内閣ができてから20円以上も円安が進行中で、さらに先が見えない、とのことで、モノの値段が上がって皆こまっております。「皆」と書きましたが、少なくとも私はこまっております。勤倹貯蓄を旨とするとしましても、買い物をせずに日々を過ごすことはできませんから問題は深刻です。この解決策はあまり考えつきません。たとえば、「値上げのペースより早く収入を増やすこと」なんてどうやったら実現できるのか見当もつきません。

 

問題につきあたったときには、「原因」から追究するのが王道です。問題が発生する前に「原因」をつぶしておくのが「予防」で、これが最善ですが、これにはすぐれた認知能力と判断力と実行に移す勇気(なにしろ問題発生前ですから)が必要です。とりあえず、今回の「円安」は「予防」には失敗しております、当局が「円安は問題」と考えていない可能性もありますが、私ども庶民にとっては「大問題」ですから「原因」を考えてみたいと思います。これから書くことはこの原因に対する「私の思い付き」です。その点、ご了承ねがいます。

 

新聞やテレビを見ますと、円安の最大の原因は「金利差」だそうです。前にも書きましたが、円は非常に金利が低いので、持っていてもあまり増えない、同じ期間預けるなら金利の高い通貨にしましょう、ということで皆が米ドルを買って円を売る、ということのようです。でも、「金利」は決めごとですから、円の金利も100パーセントぐらいにあげたらいいじゃん、と私は思います。毎年2倍に額が増えるなんて、秀吉を欺いた曽呂利新左エ門の気分です。

 

前にも書きましたが、日本では、金利は政府の借金が多すぎて返済が大変になるのでできないそうです。残念。

 

金利差」はどうも治らなさそうなので、他の原因も探してみました。こんな原因は考えられないでしょうか。

 

・「日本円」は大切に使われていない。

 

皆が一生懸命働いて稼いだお金から納めた税金ですから、私ども庶民が「正しく使ってほしい」というのは当然の願いと思いますが、どうもそう見えない。オリンピックとか国葬とか万博とか。あまり必要なさそうなものに使っているようにしか見えません。これらの額は、国家規模では大したものではないかもしれませんが、「このようなこと」に平気でお金を使う「行政府の金銭感覚」を世界中の皆が心配している、というのが「円安」の真相ではないかと疑っております。「心配」と書きましたが「心配」なんてしていないかもしれません。「見限っている」が正しいのかもしれませんが、日本の庶民としてはそうでないことを祈っております。

 

これが「円安の原因」ならば、対策はあきらかです。「お金は大切に正しく使う」です。これができる立場のひとに、期待はできませんが、期待してます。皆の暮らしがよくなりますように。

 

BGM:ドヴォルザーク交響曲第9番新世界より

   ノイマン:指揮

   チェコ・フィルハーモニー管弦楽団