shiroyakoの日記

思いついたことを徒然に

20201118:女性の活躍する社会をめざしましょう

こんにちは、白野狐です。アメリカ大統領の選挙もおわって、終わったんですが決まらない、というわけのわからないことのようです。事実上の属国民である私どもにとっても他人事ではありません。アメリカ合衆国日本州にでもなれば、ものすごい数の選挙人が送れるのに。なんてよろしくない空想をしてしまいました。謹んでお詫び申し上げます。

 

今回のお題は「女性の活躍する社会をめざしましょう」です。これは政策目標にもなっているようです。すなわち、みんなが賛成する社会の方向性という理解でよろしいでしょう。もちろん、「女性にうまれてしまった」などという本人にはどうしようもない理由で、社会的な地位や就職その他社会参加に無用の障壁が立ちはだかる、などということは「あたりまえに正しくない」ことですから、このような差別は撤廃すべきでしょう、と私も考えます。

 

ところが、「みんなが賛成すること」の実績が日本でははなはだ心もとないありようだそうです。「世界経済フォーラム」が2019年に発表した「ジェンダーギャップ指数」では日本は世界153ヶ国中121位という、紫式部樋口一葉緒方貞子さんといった偉大な女性を生んだ国としては あまり芳しくない順位です。特に「政治」の部分が144位とよろしくない状況であります。女性の衆議院議員の比率も一割ぐらいしかいない、とのことです。

 

こんなニュースを聞いたので、ここからは思いつきです。比較的速やかに国会議員の女性の比率をほぼ100パーセントまで上げる方法についてです。ひょっとしたらとんでもない名案なのかもしれませんが、話半分に聴いていただければ充分です。

 

日本語には「形からはいる」という言葉があります。外見を整えれば中身もそれにふさわしくなる、ということで物事を達成するアプローチとして「あり」というのが私の理解です。そこで次の提案です。

 

実際のところ、女性の国会議員を誕生させるために非常な時間と労力を要することは素人の私でもわかります。候補者を立てて選挙民の信頼を得て選挙で当選するまでの道のりは非常に遠いことでしょう。

 

ところが、です。「女性の国会議員を誕生させる」ことは極めて困難でも「今いる国会議員を女性にする」ことはどうでしょう。性転換手術の義務付けによって比較的容易に達成できませんか。というのが今回の思いつき提案です。これは「形からはいる」の典型ですから、期待していることは「国会議員の皆様のマインドセットの変化」です。

 

実際のところ、これが実現することによるデメリットは私には思いつきません。もし、国会議員の皆様が「手術を拒否」するとすれば理由は何でしょう。「金銭上」や「健康上」の理由はなさそうですし、「公人」から「手術はイヤ」といった感情的な理由を持ち出されても「???」と思います。

 

もちろん、「形からはいる」デメリットとして事態の本質的な解決につながってはいない、ということは私も認めます。しかし、「女性にならないとわからない女性の気持ちや境遇」を知ることによって、「男性の気持ちや境遇」も知っていた方々により人間的な深みがでて、政治をとおして、よりよい日本どころか世界を作っていただければ、という一庶民のささやかな願いを込めて今回一文としました。

 

今回は、「てんかのいくさ」にふれないように書くことにずいぶん苦労しました。

この世界に暮らす皆様に祝福ありますように。

 

BGM:フランクヴァイオリンソナタ

   ジャック・ティボー:ヴァイオリン

   アルフレッド・コルトー:ピアノ