shiroyakoの日記

思いついたことを徒然に

20191222:世界の平和のために(??)

こんにちは 白野狐です。令和元年もあと一週間ほどで終わります。良い一年でしたか。どちらにしても来年が皆様にとって良い一年となりますように。

 

今回のお題は、実は表題をつけるのが難しくて、「世界の平和のために」と大仰な表題を付けましたが、内容がそぐわないかも知れません。日頃から疑問に感じていることを書いてみるつもりです。「平和」などと付けていますが、「てんかのいくさ」に触れることはありませんのでご安心を。

 

世界中の皆様に一度試していただきたいことがあります。必要なものは紙とペンだけです。

 

「あなたのこれまでの人生で、あなたに実際に害をなした人物の名前を書き連ねてください。終わったら、そのリストをよく見てください」

 

いかがでしょうか。あなたが日本人であれば、そのリストはほぼほぼ日本人の名前で埋め尽くされているのではないでしょうか。「世界中の皆様に」と書いたのは当然、アメリカや中国や韓国の皆様にもしていただきたいからです。あなたが日本人で、そのリストが中国人や韓国人で埋め尽くされている人というのは、かなり例外的なのではないでしょうか。想像で書いていますから、実はこういう人が日本中に溢れているのかも知れませんが、そうであれば以下のお話は無用ですので、「日頃の疑問」が的外れということで終わりです。

 

私の場合には五人に届きませんでした。「覚えてないだけだろ」というツッコミはさておき、全員同国人でした。通勤通学先にいた人間ばかりです。上のような想像をした所以ですが、正直前提であれば、あまり外れていないようにも思います。

 

ここまで書けば「日頃の疑問」もお分かりかと思います。「世界には外国人を嫌う人々があまりにも多いようなので、それはなぜか」です。日本では、中国や韓国を嫌う人々が多数いて、でもその人々を通勤通学先で苦しめたり、政治で生活を脅かしているのは大抵日本人なはずなのに、不思議に思ったことはありませんか。このことは日本に限らずどこの国でも起こっていると思いますが、特に、日本は移民難民の受け入れが進んでいませんから、よく当てはまると思います。

 

なぜ、このような判断力の倒錯が発生するのでしょう。「愛国心がありすぎるから」というのが、思いつける唯一の仮説です。これは、ラグビーW杯などスポーツの国際大会を見れば明らかです。日本の政府は国民の愛国心が足りていないと思っていて道徳教育など強化するようでが、「これ以上の愛国心」というのは、想像ができません。

 

この疑問については、誰かに「この解はこうだ」と教わるものではないでしょう。自分の経験や勉強によって、自分の頭で得心のいくまで考えること、それを他者に押し付けるでなく行動を律していくことが、この疑問に限らず、おそらく人生を全うする道なのではないでしょうか。これも想像ですが、「魂の救済の道」になれば幸いです。

 

繰り返しになりますが、来年が良い一年になりますように。

 

BGM:チャイコフスキー交響曲第5番

  エフゲニー・ムラヴィンスキー:指揮

  レニングラード交響楽団