shiroyakoの日記

思いついたことを徒然に

20200625:スマートフォンについて

こんにちは、白野狐です。コロナにかんする緊急事態宣言も解除されました。元の生活に戻るべく日々努力しておられる方々に祝福ありますように。

 

今回のお題は、スマートフォンです。最初からこのようなことを申し上げるのも心苦しいのですが、世の中にはどうしても好きになれないものがあって、発明した人を呪いたくなります。このようなものには、自動車や消費税があるのですが、スマートフォンもそのひとつです。より正確に申し上げますと、携帯電話が好きでないです。

 

「いつでも連絡がつく」ということにどれほどの価値があるのかよくわかりませんが、昨今は、社会生活を営む上で持たないでいると、いろいろ他人に余計な説明をする必要が発生して煩わしいですから、とりあえず私も一台持っています。

 

もちろん、このような「ユーザー」ですから、外出時には電源を切り、通話時だけ電源を入れて話し終わったら電源も切る、といった使い方をしておりました。当人としては実用上何の障害もなく、これが本来の使用法であると今でも信じております。みんなこうすれば、通話料も安く、有害な電波も減りますからめでたしめでたしとなるはずですが、実際にはこうなりません。それどころか、このような使い方をしていると、主に職場などのまわりの人に怒られます。「緊急時に連絡がつかない」というのです。「だからなに?」というのが正直な感想ですが、円満な社会生活を営む上では口にできません。「すみません」と謝るしかありませんが、使い方を変えることもありません。

 

当方のために、一点だけ指摘しておきます。携帯電話による連絡網がいかに脆弱であるかは東日本大震災のときにいやほど思い知らされたはずですが、震災後でも同じ怒られ方をするのはいかがなものでしょう。特にリスクマネジメントを職務とする職場でこの怒られ方をしたなら、「???」となるのが普通の反応です。あとから考えてみれば、「やってます感をまじめに出しているのだから協力しろ」という意味だったのでしょう。

 

さて、スマートフォンです。使い方は携帯電話のときと基本的には同じです。ただ、こちらにはゲームがインストールできます。というわけで私もゲームをインストールしました。「みんなの早押し」と「限界しりとり」というゲームです。「白野狐」のアカウントでときどき遊んでいますので、見かけた折にはお手柔らかにお願いします。強くはありません。どちらもSランク近辺をうろうろしています。

 

このようなオンライン対戦型のゲームをしていると、大した発見ではありませんが、発見がありました。今回はこれを書きたくて、一文にしました。前振りが長かったです、すみません。

 

オンライン対戦ですから、相手の顔は見えません。しかし、特に「限界しりとり」では性格が透けて見えることが多いです。八文字以上を二秒ぐらいで入力しちゃう人とか、タイマーを止めたり戻したりする人をたまに見かけます。通信事情なのかずるなのかわかりませんが、当方からは「ずる」に見えてしまうので、楽しくありませんから、私はすぐにやめてしまいます。そのほかにも、毎回最後の字に同じ字を送ってくる人とか、あまり良い性格にみえませんが、このような場合も気づいた時点でやめてしまうことが多いです。そのほか、その人の趣味とか知識の範囲とかがなんとなく知れてきます。

 

「限界しりとり」のユーザーがどれほどいるのか知りませんが、ここも一種の「社会の縮図」なのでしょう。こんなことを考えてしまいました。なんとなく相手を想像しながら、社会全体における割合について見当をつけるのも思考実験として有用かとおもいます。

 

今回は、気軽に読んでいただければ十分です。より良い社会となることをお祈りいたします。

 

BGM:シューマンピアノ協奏曲

   ディヌ・リパッティ:ピアノ

   カラヤン:指揮

   フィルハーモニア管弦楽団