shiroyakoの日記

思いついたことを徒然に

20181020:憲法「改正」

こんばんは。白野狐です。

今回のお題は「憲法」ということで。とはいいましても、9条に自衛隊を明記したほうがいいとかわるいとか、そんなお話はしないのでご安心を。「てんかのいくさ」に触れないのは最初のお約束。

 

憲法とはなにか、から。法学部に入学しないと多分きちんとしたこたえは教えてもらえないのでしょう。私は教わってません。国の最高法規で統治するひとと統治されるひとの関係と、統治するひととよその国を統治するひとの関係を規定したものでしょうか、とあいまいなイメージを持っています。多分あたりでしょう。正解を知っているひとがいたらぜひ。

 

さて、昨今いわれております「憲法改正」。言っているのは総理大臣およびその他のひとびとで「統治するひと」に該当するひとです。「統治されるひと」が「憲法改正」というときには、当然、「義務教育」、「納税」、「勤労」の三大義務の撤廃あるいは軽減が最もわかりやすいです。が、すぐわかるように「統治するひと」がこんなこというわけがありません。

 

問題点がどこにあるかもうおわかりでしょう。「憲法改正」という言葉は「統治するひと」と「統治されるひと」では示す内容が全く異なるので、この言葉をつかうときには「統治する(される)ひとにとっての」という前置詞を外してほしくない、ということです。みなちゃんと理解して使っているのかしら。気が付かなかったの私だけだったらいいのだけど。

 

冒頭の「9条」は、この議論で示したように「統治するひと」と「よその国の統治するひと」の関係の規定にかかわる件なので「統治されるひと」には直接関係ないし、特に意見はありません。ただせっかく、平和憲法なんだから、他の国が同じ理想を持たないのはケシカランという怒り方なら理解できますが、これから離れる方向にしかはなしがすすまないのは残念。

 

今回もとりとめのない話でした。次回も多分もっととりとめのないはなしです。

懲りずに読みに来てね。

 

BGM:ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ

   モニク・アース(ピアノ)